アキバのつぶやきBlog
2024.10.27
競争
運動会の季節となりました。会社近所の小学校は昨日10月26日に運動会が開催されていました。うん十年前の運動会を思い返しますと、あまりいい印象がなく、いつもおなかが痛くなるくらい緊張していたのを思い出します。嫌だったのでしょうね。徒競走が・・・・。
一時、ゆとり教育世代では、そういう競争を廃止し、みんな手をつないで仲良くゴールするということが運動会で行われていたと聞きます。現在は種目として徒競走自体が無いとも聞きます。競争嫌いの私には、いい時代です。
思い返しますと、幼稚園の頃は、一等賞をよくとっていましたし、絵画も入選していましたので、運動会や学芸会のような催しが好きでした。ところが、小学校にあがってからは、運動では良い成績を残すことはなかったです。そんな経験からか、徐々に競争するのが嫌になっていったと思います。また他人から競争させられるのに、大きな反感を覚えるようになりました。誰かと比較されるのが嫌でたまらなかったですね。
世間では、その人に競争心があるから、成長し向上すると言われますが、確かにモティベーションを上げるきっかけにはなると思います。しかし、どうも私にはストレスばかりが残ってしまいます。誰でも勝てば面白いですが、負ければ腐る気持ちになります。すると一気にやる気が失せます。負け続ければ尚のことです。
負けず嫌いの性格だからその反動が大きいのでしょうか。
人間社会はどこを見ても競争の渦中にいて、競争から避けることはできません。程度の差はあれ何らかの形で競い合うようになっています。競争の激しい業界でビジネスを行うかどうかで業務へのストレスは大きく違ってきます。競争の多い世界をレッドオーシャンといい、少ない世界をブルーオーシャンといいます。
経営戦略の著書にブルーオーシャン戦略という本が昔、ベストセラーになりました。競争の少ない分野で戦うことを目指すという戦略です。ニッチ戦略ともいえます。ニッチの世界でビジネスができれば勝者になりやすいという考えです。なかなか、そのような世界を見出し作り出すことは難しいのが現実です。
我々の不動産業界とは生き馬の目を抜く鋭い速さで私語を遂行する強者だらけです。ちょっと油断すると、その隙間につけいって成果を掻っ攫うことは日常茶飯事です。
競争が嫌いな人間にとっては、日々が緊張の連続です。
負けてもストレスをため込まず、勝手も自惚れず、コツコツと自身のできることを行っていく心をつくるしかない。その為には、高尚な目的を心に抱きつつ、為すべきことに集中していこう。