アキバのつぶやきBlog
2024.12.09
挑戦
人それぞれに違った性格であるからこそ、世の中が楽しく過ごせるのではないでしょうか?金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』という童謡がございます。
「私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、飛べる小鳥は私のように、地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい」
以前、山口県にある、金子みすゞの故郷を訪れたことがございます。それまで、全く知らなかった詩人でしたが、それをきっかけに好きになりました。ちょっと気分が落ちた時などに、彼女の詩などを黙読すると自分の弱さを痛感させられ、果然に勇気を頂くことができます。
「こんなことぐらい、何なんだ!失敗してもやり直しできるではないか!」と、自分を𠮟咤激励し、前向きに新しいことに挑戦する気分が沸き起こってきます。どんな人でも、失敗することはあります。些細なことから、重大なことまで。ただ、それをどう解釈するかで、尻込みしたり、大胆に行動できたりするのではないでしょうか。
何事も、解釈によると思うのです。言い方を変えれば、自己肯定感をどれだけ持ち合わせることができるかではないでしょうか。失敗を失敗ととらえず、新たな気づきや勉強ととられることができれば、人は何事にも挑戦し続けることができるのではないかと思いました。