アキバのつぶやき
2024.12.15
健全なる肉体に健全なる精神が宿るのか?
鶏が先か卵が先か。
因果関係を正しく見極めなければ、間違った問題に解決策を施し、時間の浪費と見当違いの答えを出すことになります。
健康をテーマに考えますと、病気にならない身体を作るには、薬を飲んだり身体にいいと言われている食物を食べることが大事とする見解が、現代では大半を占めます。そのせいか、TVではサプリメントのCMを頻繁に見るようになりました。
これは、物質文化ばかりが進化し、精神文化が置き去りにされてきた結果と感じます。物質が豊富になり富が増え、便利な世の中になれば、病気がなくなり健康な人間が増えるのというのが、論理的には整合性があると思いますが、現実はその反対の現象が世の中に蔓延しています。
肉体に施す健康法が正しい健康法のように喧伝されてきた結果が、巷でよく聞く副作用で健康を害することにつながっているのではないでしょうか?
ここは、ひとつ逆の発想で、精神面すなわち心の健康を主とする方法に舵を切るのが得策のように強く感じます。アメリカではヨガが日本以上に実践している人がいるとの事です。日本の禅の精神を取り入れているとも聞きます。物質主義のアメリカという国が、今までの生き方ではダメではないのかと気づいたのでしょうか。
心が身体を支配しているという考えはとっつきにくい考え方ですが、それが真理のように強く感じるのでありました。