アキバのつぶやきBlog
2025.01.20
月夜のウォーキングで思う。
昨年末から再開した、ウォーキングですが、今のところ挫折せずに続けられています。その理由の一つは、目的が夜の夜空を楽しみたいというのが強くあるからなのでしょう。それと、大好きなキースジャレットのジャズを聴きながら歩いたことで、快適を感じたからではないかと思っています。矢沢のロックでは、冬の夜空を鑑賞しながらのウォーキングは、しっくりこないのです。
そんな中、夜道が月の満ち欠けで、これだけも明るさが違うのかという事を実際に体験できました。1週間前は満月でしたので、足元が明るくはっきりと道の様子が見えましたが、だんだんと月が欠けるに従いすごいもので、明るさが断然違います。街灯が所々あるので、懐中電灯がなくても、難なくウォーキングできます。ありがたいことです。
江戸時代から「月夜ばかりとは思うなよ」という言葉がございます。脅迫めいた意味でつかわれているのですが、当時の灯りの事情を考えますと、まさしく新月前後の夜道は、本当に真っ暗だったのでしょう。夜討ちするには、素性がバレずにできるぐらいの暗さだったのかと思うと、明るい夜道でも平然と犯罪が行われる現代に生きる人間は、罪悪感が希薄しているといえます。
昔から盗人にも三分の理というものがございますが、現代は理の無い世の中になりつつあるのかなぁと、ニュースを見聞きして思う今日この頃です。