アキバのつぶやき
2025.02.03
他人の教えと自分の答え
自分が考えた答えなのか、他人から伝え聞いたことの答えなのか、明確にしないといけないと思います。どうも他人の考えを何の思考も加えることもなく、拝借して他人に伝えていることが、私にはたくさんあります。読書を趣味にしていますと、それを強く感じます。先人の体験と意見はとても参考になり、教訓になるのは間違いと思いますが、ただそれを思考停止で受容することは危険だと思います。
これを日々当たり前のように続けていると、いつまでも自己の答えを自分の思考で生み出すことはできなくなると思います。独創性が発揮できないのはそれが原因だと思います。夥しい情報が次から次へ流れてくる現代に生きるには、注意しないといけないのではないでしょうか。
今日正しいと判断したことが、明日は間違いということが結構存在します。理性的判断は絶対的ではなく相対的であるということを肝に銘じて仕事を遂行していくことが求められる時代になったのではないでしょうか。
トランプ政権発足前は、アメリカの経済が良くなり株価は上昇するだろうという予想がなされていましたが、今はトランプ関税によって世界経済の停滞リスクが高まったとマスコミは報道し、下落相場に見舞われています。
他人の予想ほど無責任なものはございません。この世の中には、正解がないのですから、自分なりの解をもてるように、本質を見極める力を養成することが、ビジネスマンに強く求められるようになると強く感じる今日この頃です。
自分を信じる力の促進に努力していこうと思うのでありました。