アキバのつぶやき
2025.03.03
いろいろな地図に感謝
私たちの仕事で必須のものは地図です。ゼンリンさんの住宅地図にはじまり、グーグルマップの活用、不動産取引に必要な公図など、様々な地図が仕事をする上で必要です。営業の場面ではナビゲーター役として、グーグルマップさんには大変お世話になっています。また、業務において大切な地図といえば、公図と法14条地図というものがございます。この二つは同じようで違います。
公図は、必ずしも正確ではないとはいえ、地番ごとに線引きされていて、現地とともに公図を確認することができ、おおよその土地の位置、形状、隣地との関係等を知ることができます。一方の14条地図は、法務省の事業として地籍調査を実施し、立会いや測量を行って作製された地図です。
現地復元能力を有する高精度な図面ということですね。(方位・形状・縮尺ともに正確)ですので、すべての土地が14条地図として備え付けられているわけではなく、全国の法務局において約50%の普及にとどまっているようです。
私たちが物件の境界や地積を把握するには、物件に14条地図が備え付けられていればありがたく感じるものです。特に私道負担がある土地を扱うときは、心理的にとても安心感を持つことができます。
そう考えますと、地図というのは様々な場面で私たちに安心をもたらしてくれる貴重なツールですので、感謝して大切に扱っていきたいと思います。