アキバのつぶやき
2025.03.10
10を聞いて1を知る
我が家の子どもたちは全員成人し、末の次女は来月の4月から新社会人として働きます。詳しい仕事内容は聞いていないのですが、SE関連の仕事に従事するようです。昔と違いSEという仕事はAIに取って替わり易い分野と思うのですが、人手不足なのでしょうか。
何事も初めて取り掛かるとなりますと、緊張もしますし、分からないことだらけです。そこで、素直な気持ちで納得できるまで質問できるかできないかが、その仕事を好きになるかならないかの分水嶺となります。質問するのが恥ずかしいとか、しつこく質問することで無能と思われるのではないかという邪推があると、分かったことにしようと自分勝手な処理をしようとします。それでは本質を掴めないまま、時間を使うだけで、質の高い成果を生み出すことは難しくなります。成果がなかなか認められないことほど、人の気分を乱すものはございません。
ですので、新人さんは自分は何も知らないのだという素直な気持ちで、恥ずかしがらずに自分を卑下することなく、好奇心を失わずに質問していってほしいものです。「10を聞いて1を知る」という、スローな行動でいいのではないでしょうか。
そもそも子ども時代を振り返りますと、「なぜ、なぜ」と親や兄弟や近所の人に質問していたことはございませんか?ところが、両親がしっかりとそういう子どもの好奇心に向き合うことなく、面倒くさい態度で応接されてきた子どもは、不幸です。ご多分に漏れず、私もその一人です。
どうしてもそれがトラウマとなってしまっています。何度も質問することは悪いことだと植えつけられているので、腑に落ちるまで質問をくり返そうとしなくなります。
初老に入った年齢ではございますが、初心に戻りお客様にどしどし質問していきます。質問は恥ずかしいことではなく、相手をよりよく正しく知るスキルの一つであり、自分を向上させるエネルギーだという認識をもって、娘に負けずに、新しいことに取り組んでまいりたいと思います。