アキバのつぶやき
2025.04.12
認知戦とは何ぞや?
最近、認知戦という言葉をよく聞きます。心理戦という言葉は古くからありましたが、認知戦との違いはあるのか興味があり、調べてみました。すると、こちらのサイトに行き着きました。
それによりますと、認知戦とは、「偽情報により相手の認知(認識)を誤った方向に導き、判断を誤らせる戦い」、あるいは「ソーシャルメディアによる情報操作や偽情報など」といった位置づけとのことです。
ざっと読んでみますと、古くからある心理戦とあまり変わらないという印象です。「認知戦の特性は、従来の物理領域での活動とは異なり、非物理的な戦争方式(非物理戦)である点です。すなわち、敵の意思を戦わずして破砕することを究極目標としている」とあります。コラムを読み進めて行くと、戦いというものが少しづつ進化しているようですが、究極は人を操作し、欺くことが目的のように感じました。これは、古くから「孫子の兵法」でも表されている戦法です。
人を欺くことは、一時はできるかもしれませんが、天を欺くことはできません。「天網恢恢疎にして漏らさず」、「策士策に溺れる」ということわざにもあるように、その方面に智を使うのではなく、至誠に智を使うことが、人として正しい生きる道ではないでしょうか。関税戦争というような経済戦争もしかり、物質主義に偏りすぎている世の中は、いつかどこかで是正されると思うばかりです。