アキバのつぶやきBlog

2024年10月

2024.10.31

おばけ

 今年は選挙イヤーで、11月5日はアメリカ大統領選ですね。トランプ氏がもしトラを実現するのでしょうか?目を離せません。どちらが優勢なのか、日々報道されますが、予想できない状況です。

そんな中、ドジャースがワールドシリーズのチャンピオンになりました。大谷選手が切望していたワールドチャンピオンシップを、移籍した年に勝ち取るなんてなんと幸運な男なのでしょう。何がそうさせるのでしょう。うらやましい限りです。

そして今日はハロウィンですね。小さいころの記憶は全くございません。そんなに大人もお盛り上がっていなかった時代だったのでしょう。目の前の仕事をこなすことに精一杯で、タスクの量をこなすことで給料がUPしていた時代です。現代は、時間をかける量をこなすだけのルーティー的仕事では所得を挙げることは困難です。決められたことをより以上積み上げることができるかで収入が確定していた時代から、自ら機会を探し自らが変わって挑戦していかなくては、取り残される時代となりました。

お化けを期待し、オバケを探し、おばけを創り出す。予測することもできず、常識も通用しない時代に生きる老兵は、いつかお化けになるのでしょう。

2024.10.29

全てに意味があるのでしょうか?

 人生に起こる全ての事柄に意味があるのだろうか?

私は、意味がある派です。

結果には何らかの原因があると同じで、何事にも意味が必ずあると思っています。

それが何を意味しているのかが、明瞭に気づき感覚できれば素晴らしいのですが、それはいくら知識が増えても経験体験を豊富にしても実現できません。

おおかたの人は自己に都合の良いように解釈しようとします。自己認証バイアスは人間として生きていく限り、綺麗さっぱりに払拭することは不可能です。

仕事におきましては、結果の原因はこれだ!と明確に判明できれば、有効な改善策を打つことができます。だけど現実は、様々な事柄が絡みあいながら進んでいきます。全ては神のみぞ知るではございませんが、私達はどこまでも仮説で考えなくてはならないのかなぁと思うのでした。

2024.10.28

過半数

 昨日は、衆議院選挙の投開票が行われ、結果は与党の過半数割れという予想通りの結果となりました。物事を複数人で決めなくてはいけない場合、よく過半数が基準とされる。過半数を取得した裁決は、それが正当であれ不当であれ正当されます。便利といえば便利であります。

共有持分がある不動産の場合、過半数の合意があればできる行為は、修繕や管理がございます。売却に関しましては、全員の合意が必要です。持分だけの売却はできます。

様々な意見や考えのもと世の中は動いております。全員一致で決定するというのはある意味、議論を重ねる時間と労力を考えると、面倒というところに行きつき妥協しているということではないのかなぁと思います。

過半数さえとれば、自身の主張が通る議会にとりましては、重要すぎるほどの分水嶺です。今回与党が取れなかった過半数は、果たして新たな日本の政治の姿を実現するきっかけとなるのでしょうか?

期待して今後の政治を見ていきたいと思います。

2024.10.27

競争

 運動会の季節となりました。会社近所の小学校は昨日10月26日に運動会が開催されていました。うん十年前の運動会を思い返しますと、あまりいい印象がなく、いつもおなかが痛くなるくらい緊張していたのを思い出します。嫌だったのでしょうね。徒競走が・・・・。

一時、ゆとり教育世代では、そういう競争を廃止し、みんな手をつないで仲良くゴールするということが運動会で行われていたと聞きます。現在は種目として徒競走自体が無いとも聞きます。競争嫌いの私には、いい時代です。

思い返しますと、幼稚園の頃は、一等賞をよくとっていましたし、絵画も入選していましたので、運動会や学芸会のような催しが好きでした。ところが、小学校にあがってからは、運動では良い成績を残すことはなかったです。そんな経験からか、徐々に競争するのが嫌になっていったと思います。また他人から競争させられるのに、大きな反感を覚えるようになりました。誰かと比較されるのが嫌でたまらなかったですね。

世間では、その人に競争心があるから、成長し向上すると言われますが、確かにモティベーションを上げるきっかけにはなると思います。しかし、どうも私にはストレスばかりが残ってしまいます。誰でも勝てば面白いですが、負ければ腐る気持ちになります。すると一気にやる気が失せます。負け続ければ尚のことです。

負けず嫌いの性格だからその反動が大きいのでしょうか。

人間社会はどこを見ても競争の渦中にいて、競争から避けることはできません。程度の差はあれ何らかの形で競い合うようになっています。競争の激しい業界でビジネスを行うかどうかで業務へのストレスは大きく違ってきます。競争の多い世界をレッドオーシャンといい、少ない世界をブルーオーシャンといいます。

経営戦略の著書にブルーオーシャン戦略という本が昔、ベストセラーになりました。競争の少ない分野で戦うことを目指すという戦略です。ニッチ戦略ともいえます。ニッチの世界でビジネスができれば勝者になりやすいという考えです。なかなか、そのような世界を見出し作り出すことは難しいのが現実です。

我々の不動産業界とは生き馬の目を抜く鋭い速さで私語を遂行する強者だらけです。ちょっと油断すると、その隙間につけいって成果を掻っ攫うことは日常茶飯事です。

競争が嫌いな人間にとっては、日々が緊張の連続です。

負けてもストレスをため込まず、勝手も自惚れず、コツコツと自身のできることを行っていく心をつくるしかない。その為には、高尚な目的を心に抱きつつ、為すべきことに集中していこう。

2024.10.26

ダイナミック・プライシング

 ダイナミックプライジングというのは、製品やサービスの需要に応じて価格を調整する仕組みです。需要の​高い​時期は​価格を​上げる​ことで​単価アップと利益の向上に​役立て、​需要の​少ない​時期には​価格を​下げる​ことで​購入率アップに​つなげられることにより、売り上げが全体的に上げることが期待できると言われています。旅行シーズンにより、宿泊代金が上下する現象が分かりやすいです。お盆や年末年始は宿泊代は高騰します。

コンサートチケットでもそのような現象が出ていると聞いたことがあります。グリーンデイのオーストラリア公演のチケット高騰を受けて、同国ではダイナミック・プライシングを禁止する動きが政治問題となっています。このような消費における価格設定は、人気のエリアや需給のバランスの偏りの多い地域あるいは、売り出し時期の違いによる不動産の価格設定に似た面もあります。

私事ですが、ずっと応援してきている日本のロック歌手のコンサートチケットを手に入れるには、公平な抽選となっています。ここ数年見事に落選が続いていて参加できていません。もし、価格の設定によってはいける可能性が高まるのでしたら、そのような値付けに参加したかもしれません。一方で同じライブなのに価格に変動があるというのは、不公平やシステムへの不信感が生まれるとよく言われます。何事も、メリットとデメリットは必ずあるもので、致し方のないもの。

不動産の場合は、その土地と同じものが世界には存在しないそれそのものですので、そのような不公平感は起こらないでしょう。

これからは、不動産業界もビッグデータ解析が進みAIの進化により、最適な売却時期が査定を依頼した即時に提示できる時代がくるのではないでしょうか。なんだか、わくわくすると同時に、不動産営業マンにとっては活躍の場がだんだんと奪われていくのかなぁと危惧しております。

2024.10.25

国民審査って?

 不動産業者はだいたい定休日が水曜日。ということで、27日の衆議院選挙の投票に行けないので、期日前投票を行いました。今までどんな選挙にも、期日前投票をしています。その中で、衆議院選挙の投票時にいつも戸惑うことがあります。

それは、最高裁判官の国民審査の投票です。✕以外の記入は無効とのことですが、そもそも、審査対象の裁判官がどんな裁判にどのような判決を行ってきたのか、その人物の情報が全くございません。その中で、罷免すべきかどうかを国民に審査させるという制度はどうなのでしょうか?

投票日の前に各世帯には「公報」が配られ、そこには審査を受ける裁判官たちの経歴や、担当した主な裁判が書かれているそうですが、一度も見たことがない。改めて郵便物を確認しましたが見当たりません。家人が既に捨ててしまっているのかもしれませんが、過去に目にした記憶が全くございません。

最高裁の裁判官を審査するなんてそんな高尚な見識と認識力が、私にはございません。人を裁く人を裁く大それたことを、一個人が正当な判断で果たしてできるのでしょうか?

ちょうど私の前の一組のご夫婦が、選挙管理員さんから国民審査の投票用紙の受け取りを拒否していました。この制度に意味を感じないという私の意思と同じ感情での行為だったのだろうか?・・・。

2024.10.24

おいしい儲け話しはない!

FX投資会社のエクシア合同会社が倒産しました。当社が過去に公表した返戻率(払った金額に対する受け取り金額)によりますと、利回り(年)は、2016年97.4%、2017年43.8%、2018年44.0%、2019年35.3%、2020年38.3%、2021年18.4%との事です。

信じられないリターンです。

しかし、2021年秋頃から当社への出資に関する不信感がSNSなどで広り、2022年春ごろには当社への出資や持分の払戻請求が相次いだため、出資や持分の払戻制限を行っていると公表するなど投資家とのトラブルが表面化していたようです。

人間の欲望には際限がないと言われます。ついつい、儲け話に騙されるというのか、夢を見てしまいます。気がついた時には、取り返しがつかないというのが良くあります。

世の中には、ぼろい儲け話しがないように、濡れ手に粟の仕事も成就しないものです。額に汗をして、コツコツと真摯に仕事に邁進していこう。

2024.10.22

返報性の原理

 相手から何かを受け取ったときに、「お返しをしないと申し訳ない」という気持ちになる心理効果を、返報性の原理といいます。恋愛やビジネスのシーンでよく出てくる言葉です。

ただ、どうでしょう?そこに、見返りを求める心理があるか無いかがポイントのような感じがします。お返しを求めるために行う行為、報酬を目当てにする気持ちでなされる行為がほとんどです。

また、見返りが自己の希望するものと違う、あるいはまったく無ければ、相手の事を罵ったり、憎悪の念をいだきます。人間の心理ですね。

俗世界に生きているかぎりこの呪縛からは抜け出せないのでしょうか?マザーテレサや、ごく一部の達観した人間にしか持ち合わすことができないものなのでしょうか。

「情けは人の為ならず」という言葉があります。

その人を成長させるために、情けをかけず厳しく指導することでその本人の為になると解釈していましたが、他人様に情けを掛けていくことで、己に幸福がやってくるという意味もあると、昔聞いたことがございます。

自己を中心に世間を生きようとすると、そういう心理が発生するのでしょう。

なんとも人間の心理はややこしいですね。

商売、ビジネスの世界で生きていくには、返報性を原理を考える必要があるのでしょうか。それを超越したい気持ちで仕事を遂行していきたいのですが、まだその境地にはほど遠いと感じる今日この頃です。


2024.10.21

直感を信じますか?

 人間のタイプを直感型と論理型の広く二つに分けると、自分はどちらの方のタイプなのだろうか?好みとしたら論理型なのですが、よくよく考察しますと直感型のように感じます。

初対面で会ったその時に感じたことが、事実として後日によくあらわれることがあります。その時は、「いや違う!」と思い直し論理的に仕事を組み立てて、行動するのですが成果につながることがほとんどない。そして、やっぱりあの時の直感が当たっていたという体験を良くします。

これは、こじつけなのかとも思いましたが、自己弁護なしに振り返りますと、そうではないと思うのです。霊感とか第六感というものがございますが、どちらかといいますと、あまり信じないタイプです。

自分の認識できないことは存在しないというのは、人間の傲慢さであるとすれば、目に見えないご縁のようなものが存在するというのが実証できます。よくよく考えますと、電波も空気も自分の目で見ることはできないけれど、ラジオは電波を受信し音声を流しますし、空気があるから私たちは生きていけます。

そう考えると直感を信じ、仕事を設計することも有りではないのかと思うのでした。

2024.10.20

人を変えることはできるのか?

人と対面する時、意識していることは、人の考え思いを変えようとする言葉を発しないことです。よくあるのが、反論であったり示唆であります。「こうした方が良いよ」とか、「それは間違っていますよ」という言葉がそれにあたります。人は、各々にアイデンティーといいますか、持論をもって生きています。

ビジネスで考えますと、マーケットインかプロダクトアウトのどちらが正しいのかということになりますが、どちらが正しいということはなく、仕事観に左右されるのではないかと思っております。自分が良いと信じる製品やサービスを必要としている顧客はどこにいらっしゃるのかを探索すればいいし、逆に顧客のニーズやウォンツを洞察して、それに適合する商品やサービスを創造するのでもいい。

どちらにしても、相手を変えることに注力するのではなく、こちらが創造し変化していくことを前提としているところにポイントがあると思います。そこで私たち零細不動産業者としてどう仕事を設計していけばいいのか考えてみました。


不動産の売却や購入は、ブランド力があり安心感のある大手の会社に依頼する気持ちの強い顧客は、我々がお世話するお客様ではないと定義し活動していくのか、また、顧客が求めている売却・購入のあり方はどのようなものなのかを、日々喧々諤々と話し合い創造し、それを提供していく仕事を我々の仕事とするのかが考えられます。

現実的に考えますと、大手嗜好のお客様を対象外とすることで、零細不動産業者が効率よく生産性の高い仕事が実現できる近道のように思います。ただ一番悩ましいのは、顧客が抱く嗜好が人それぞれであるということです。大手嗜好でないお客様かどうかを見極める洞察を、どうすれば得とくすることが出来るのか、日々研鑽するしかない・・・。

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