アキバのつぶやき
2024.11.11
フィロソフィー
本日、ミサワホーム様主催のフォーラムに出席してきました。多くの参加者がいらっしゃい、ビックリ致しました。そんな中、世間は狭いもので、前職番で一緒に仕事をしていた方とばったり出会いました。
また、着信メールをみますと、違う同僚の方から分譲用地の情報が届いていました。
ん~、何とも不思議な時空を感じながら、講演を聞いておりました。講師は尊敬する故稲盛和夫氏の長年の秘書をされていた先生で、JAL再建時の話が出てきました。
どうしてあれだけの短期間でJALが立直ったのか?
それは、稲盛氏の哲学がJALの全社員に浸透したことが一番の力であったとの事でした。それは、能力と情熱と考え方の三つが掛け合わさることで、大きな成果をあげることができるというもので、その中で、考え方が大事であるとの事でした。
人にやさしく、正しいことをするという考え方が根本に無ければ、一時の業績回復は達成できるが、継続した業績向上を実現することはできないということです。
正しい自分なりの哲学を確立し、今後の仕事に取り組んでいきたいと強く思うことが出来ました。
とても素晴らし講演でした。
2024.11.10
副作用
何事もやりすぎは反動がきつく返ってくる。もう30年前の事になりますが、「24時間戦う戦士」ではございませんが、毎日終電で帰宅する日々でした。。当然、体調不良が襲ってきます。ただの風邪と軽く考えて、市販の風邪薬を大量に飲んでいました。
基本的に身体は、両親に感謝するほど小さい頃か丈夫な方でしたので、少々の風邪ぐらいで仕事を休むということはございませんでした。
ところが、急に背中に鈍痛を感じ、汗が止まらなくなり、仰向けに寝れない状態になってしまいました。
翌朝、病院に行きますと、血液検査をすることになりました。結果、肝臓のγGTPが異常値の300近くまで上昇していました。お医者様からは、1週間後に血液検査してこの数値が下がっていなかったら、入院と宣言されました。
結局、正常値に戻っていましたので、そのまま帰宅できました。その時思ったのは、薬は飲みすぎると毒になるのだなぁという、薬の副作用の恐ろしさでした。
今多く発生している強盗事件などの社会現象も、もしかしたら、暴対法という厳しい法律によって、犯罪が闇化してきたのかなぁと感じます。昔の事例では、アメリカの禁酒法があります。
強く取り締まった反動で、ブラックマーケットなどで質の悪いアルコール飲料が出回り、法律による抑圧効果は見られませんでした。禁酒法が若者や女性に飲酒習慣を浸透させ、かえって中毒者の増加や、新たな犯罪の出現を促したのです。
いま日本社会を騒がしている、闇バイト問題は、暴対法の反動の現れとすると、益々、悪化し頻繁に起こるようになるのではないかと危惧してなりません。
中庸を行くのが人生の王道なのではないでしょうか。
2024.11.09
締め切り
仕事でも私生活でも、期限といいますか、締切を設けないとどうも生産性が上がらないと感じます。このブログも自分なりの締切を決めて書いています。それは、要する時間を5分以内に書き終わるという締切です。
そうしないと、ダラダラと時間ばかりが過ぎ、ついに面倒くさくなり習慣にならない気がします。いつ終わるかわからないから、目標を明確にできない。
また、やりたいことが何なのかを見つけることが難しく感じるのではないでしょうか。
命の期限は、お医者様でもきっちりと決めることができません。神のみぞ知るのです。日々をなんの目標も目的意識もなく生きてしまうことに繋がるのではないかと、大いに反省しております。
自分はいつまでも生き続けるという幻想を拭い去り、自己暗示をかけてみるのはどうでしょう。例えば、余命あと一年とかどうでしょう。でも、どこかでいや一年では死なないと思うのでしょうね。
そうして、人生で後悔する原因を作るのが人間なのかなぁと思うのでした。
2024.11.08
消去法
アメリカの大統領選挙は、メディアの事前報道に反してトランプ氏の圧勝に終わりました。それでは、なぜこのような結果になったのでしょうか?
トランプ氏に投票したすべての人が、トランプ氏を信頼して一票を投じたのでしょうか?一部報道では、トランプ氏を支持しているわけではないが、ハリス氏では実力不足を感じ、仕方なしにトランプ氏に投票したといった、消去法での投票が大きな影響を与えたのではという声があります。
確かに日々の意思決定を振り返りますと、消去法で選択していることがございます。迷ったときにそういう思考が働きやすいのではないでしょうか。
今月の賃貸経営者管理士の資格試験の勉強をしていますが、自信をもって回答できない問いの時は、あきらかに間違いだという問いを探そうとします。自信がない問題の時は消去法で回答します。
ということは、資格を有するに値する真の実力が身に着いているという観点からしますと、怪しいとも言えます。結果の影に隠れている原因が特定できない場合は、単純に良い結果だけを捉えて、大手を広げて喜んでばかりではいけないという教訓がございます。
「勝って兜の緒を締めよ」です。
人生で起こる出来事は通過点として考えれば、成功と失敗どちらが良いかを判定するのではなく、単なる結果としそれをどう解釈し、どう検証するかというフィードバックを心掛けるていくことが大切ではないかと思うのでした。
謙虚に独りよがりにならずに、しっかりと自身の行動と結果を振り返り、進化と向上を目指していきたいものです。
2024.11.05
悪貨は良貨を駆逐するのだろうか?
「悪貨は良貨を駆る」という格言がございます。
悪質な行為が善良な行為を阻害する現象を表しています。
昨今の強盗事件では、自宅を訪れたふりをして襲う手口も見られます。このような行為が増えることで、善良な訪問者への警戒心が強くなります。
善意の訪問営業や配達業務さえも疑いの目で見られ、業務の遂行に大きな影響を与えることになります。 真面目に正直に働く人々が安心してお客様先を訪問できる環境づくりが求められますが、すぐに実現することは難しいと思われます。
しかし、ただ拱いていても仕方がございません。何か工夫をしなければ、ご面談できる機会が失われるばかりです。
新たな訪問活動の仕組みを構築することを課題として取り組んでいきたい。