アキバのつぶやき
2024.12.17
住み替えのお手伝い
本日は、今お住まいのご自宅をご売却して、ご主人様がご相続された実家に平屋建てのお家を建てられるご計画をお持ちのご夫婦とご面談させていただきました。最近2ヶ月前ぐらいから、仲睦まじいご夫婦とご面会させていただく機会が続いていて、今日お会いしたご夫婦も朗らかな雰囲気でお話をして下さいました。
面談後、共通しているところはどこだろうと、振り返ってみますと、ひとつ思い当たるところがありました。それは、奥様が本当に朗らかで、終始笑顔でいらっしゃるという点です。そして、どなた様もお話されるリズムが、ゆったりとしています。早口ではなく、心をこめて言葉を発しておられる。相手を尊重する思いやりの気持ちがひしひしと伝わってくるお話の仕方をされます。
私のようなせかせかとした早口ではなく、慎重に言葉を選ばれてご自身の気持ちを言葉に乗せているという感じです。
とても勉強になります。
人それぞれ、仕草や話し方が違いがあります。また、心の持ちようで、行動の質が大きく変わってくると思います。気がせいている時、やる気がなく面倒くささが先に立って何事にも取り組んでいると、雑な動作として現れます。
以心伝心という言葉がございます。毎日、顔を合わす奥様が朗らかでお優しい態度で日々を生活していることで、ご主人様もそのような心持になるのでしょう。その結果、仲睦まじい夫婦仲が形成されるのではないかという仮説に至りました。
この仮説を検証するためにも、もっともっと新しいお客様と面談できる機会を創っていきたいです。
2024.12.16
昔取った杵柄
本日は、遠方から売主ご夫婦がお車でお越しいただき、弊社事務所で土地建物の契約と決済を同時で行わさせていただきました。
司法書士先生の売渡しに要する書類の確認等が滞りなく終わり、最後に取引に関するアンケートのに答えてほしいとの要請がありました。何項目かある質問の最後に、一同大笑いをした項目がございました。
その項目の要約は、あなたは以前に外国の大統領等の職務に就いたことがありますか?という内容との説明。そんな要職に就いた方が日本の地方の不動産の売買に係ることは、ほぼないでしょう。
そのアンケート項目には何の意図があるのかとの問いに、司法書士先生はマネーロンダリング防止との事でした。私には、その質問がマネロンにどうつながるのか理解できませんでした。
それにしても、非現実的なアンケートを真面目に問うという行為で場が一気に和やかになりました。もちろん、否という回答でしたので、最後に決済金を現金でお支払いさせていただきました。
以前ですと指で数えていましたが、今はお札の枚数を読み取る手軽な機械があり、そちらで確かめて頂こうとしましたが、奥様が先ほどの笑いに誘発されたのか、リップサービスで札束をきれいな扇にして、昔の銀行員さんがするような見事な手ばさきで、数えようとしてくださいました。
おそらく、お勤め先は金融関係だったのでしょう?現役引退からは数十年経っていると思われますが、流れるような手さばきは昔何度も行っていた作業なのだなぁと感じました。
人間の習慣というものは本当に強い力を内包させてくれますね。ということは、良い習慣を心掛けていかないと、未来は暗いという事ですね。
2024.12.15
健全なる肉体に健全なる精神が宿るのか?
鶏が先か卵が先か。
因果関係を正しく見極めなければ、間違った問題に解決策を施し、時間の浪費と見当違いの答えを出すことになります。
健康をテーマに考えますと、病気にならない身体を作るには、薬を飲んだり身体にいいと言われている食物を食べることが大事とする見解が、現代では大半を占めます。そのせいか、TVではサプリメントのCMを頻繁に見るようになりました。
これは、物質文化ばかりが進化し、精神文化が置き去りにされてきた結果と感じます。物質が豊富になり富が増え、便利な世の中になれば、病気がなくなり健康な人間が増えるのというのが、論理的には整合性があると思いますが、現実はその反対の現象が世の中に蔓延しています。
肉体に施す健康法が正しい健康法のように喧伝されてきた結果が、巷でよく聞く副作用で健康を害することにつながっているのではないでしょうか?
ここは、ひとつ逆の発想で、精神面すなわち心の健康を主とする方法に舵を切るのが得策のように強く感じます。アメリカではヨガが日本以上に実践している人がいるとの事です。日本の禅の精神を取り入れているとも聞きます。物質主義のアメリカという国が、今までの生き方ではダメではないのかと気づいたのでしょうか。
心が身体を支配しているという考えはとっつきにくい考え方ですが、それが真理のように強く感じるのでありました。
2024.12.14
忠臣蔵
今日は、大石内蔵助が主君の仇討をした日とされています。諸説様々ございますので、本当のところはどうだったのかは分かりません。私の学生時代はこの時期になりますと、忠臣蔵がテレビでよく放送されました。全く興味がなく見るテレビがなくつまらない夜を過ごしたと記憶に残っています。
現代でもこの時期になりますと、放送されているのか調べてみました。未だに年末年始に連続放映を組んでいるテレビ局がございました。これはどういう解釈をすればいいのでしょうか?日本人は時代劇が好きな国民性があるというのでしょうか。それとも、弱い者いじめに対する反骨精神が好きなのでしょうか。
自分自身を振り返りますと、初老を迎える数年前から、時代劇を見る時が多くなりました。特に贔屓なのは、「鬼平犯科帳」です。それも長谷川平蔵役は故中村吉右衛門氏が演じている番組です。
新シリーズの鬼平犯科帳は、どうもなじめません。水曜日になりますと地元テレビ局で放送されるので、休日でもあり朝から楽しみにしています。「盗人にも三部の理」のように、長谷川平蔵の裁きが何ともなけるシーンが、特にいい。
あぁ、歳をとったという事でしょうか?今年もあと2週間とちょっとです。来年に向けての仕込み仕事を行い、主君の喜びを実現できるように行動していきましょう。
2024.12.13
レジ前でのクーポンとポイント
久しぶりにファミリーレストランで、昼食を食べました。いつもは、妻のおにぎりを一つ食べるので済ましています。慣れれば、夕ご飯まで空腹を感じる事は無くなります。人間の身体は習慣に支配されているのが如実に思います。
さて、早々に食事を終え、会計にレジに向かいますと、私の前の年配の男性客が何やら、スマホやカードでクーポンの使用やポイントの追加の作業をしています。というより、店の指示に従ってさせられているという感じです。財布から数枚のカードをバーコードリーダーにかざしていました。それが終わったかと思いますと、今度はスマホの画面を翳せと指示を受けています。
何とももどかしい。その作業に私の後ろには長蛇の列が…。その男性は戸惑うことなく卒なく熟していましたが、それでも出したり直したりと忙しなくてうんざりしている感もありました。お店の方も申し訳なさそうにしていました。
私ででしたら、どうしたでしょう。
途中で面倒になりポイントの付保とクーポンの使用を諦めていたことでしょう。キャッシュレスでスムーズに会計ができる時代に、ポイントやクーポンという販促がかえって足枷になり、ユーザーが敬遠するようになれば本末転倒です。
手軽にできるシステムの改善を求めたいですね。ちょっとのポイントに汗をかいて天ばるのは、ご免こうむりたいものです。